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プロの目 「パソコンの選び方」その2
2008.7.19現在で記述しています
 メーカー名は明確に記しません。内容をご覧になって判断して下さい。
1) 技術サポート体制の弱いメーカー
 トラブルが発生すると、「どうしたら直るんだろう!?」と、助けてくれる人を探すはずです。メーカーには、お客様の困りごとをサポートする窓口があります。取り扱い説明書にも、電話番号を記載しています。
 電話窓口をお使いになった方で、こんな困ったことを経験はありませんか。 
  • 電話をかけたが、音声案内に従った後に30分以上待っていてもつながらない
     私は緊急の用件で1時間以上待ったことがあります(苦笑)
  • 待つのは構わないが、電話料金がかさむ
     昼間の長距離電話は高いですね 某電話会社では、100km以上の通話は3分84円です
  • 質問内容を伝える前に、「サポートは有料ですので、料金を払ってから受け付けます」
  • 有料に納得、価格を尋ねると「1件5,000円です」  今は少し安くなったでしょうか・・・
  • 電話で説明を受けるが、専門用語がどんどん出てくるので分かりにくい
  • 無茶な返事が来る
     インターネットに接続出来ない、相談したら「ソフトが必要なので、ネットからダウンロードしてください」・・・・・本当にあった話です
  • 電話で大きな作業を求められる
    保証期間に故障、相談すると「リカバリして下さい、ダメなら無償修理を受け付けますが、やらなければ有償です」・・・・某直販メーカーの発言です
 サービスが有償なのは当然でしょうが、「質」が問題です。
2) 品質管理の弱いメーカー
 価格の安いメーカーは、品質が良くない傾向があります。(あくまでも傾向であって、全ては一致しません。安価で優れたメーカーもあります。)一般的な保証期間である1年以内にダウンするパソコン、保証期間を過ぎたころに具合がおかしくなるパソコン、困ったものです。
 昔、某社の製品は保障期間後に自動的に故障するようにタイマーが仕掛けられている(俗に○○○タイマー、と呼ばれた)という噂がありました(笑)。
 価格を下げるために、品質管理のコストをカットしているのかな?と思わせるメーカーがあるのは残念なことです。メーカーサイドから見れば、修理による収益・買い替えによる製品販売につながるメリットはあるのですが、ここは微妙なところです。
 また、サポート体制も品質管理の1項目と考えて良いでしょう。
 修理のためにパソコンを分解し、各部品の製造元を確認する機会が多いのですが、部品メ−カーで品質レベルが推測出来ます。高価なパソコンは、一流メーカーの部品を採用しています。
3) 修理対応の遅いメーカー、遅れても何も連絡しないメーカー
 パソコン宅配便が出現し、パソコンを引き取り修理してもらえるようになりました。メーカーに出して1週間程度で返送して欲しいところですが、2週間たっても戻ってきません。催促の電話をすると「工場で作業中なので、予定がわかりません」
 目標を○日と定め、遅れそうならば何か連絡を入れるような体制は欲しいですね。
4) 修理費が高いメーカー
 パソコンは修理費が高い商品です。技術の変化が激しく商品の切り替えサイクルが早いので、メーカーは予測できない保守部品を多数ストックしませんし、部品を使わずに廃棄するロスを加味して修理費を算出します。事情は納得できますが、それにしても驚くほど高価な修理費を請求するメーカーがあります。
 修理は、故障箇所の特定に多くの時間を割きます。原因究明と部品交換の人件費が部品代よりも高い時代です。さらに運送費も加わりますが、これら経費をどの程度加えているかでしょう。周辺機器でもありますが、製品は海外生産で安く利益が少なくても、修理費や消耗品費は国内で高く、高収益を得るという構図があります。
 一部パソコンメーカーは修理費の概算を公開しています。参考にされてはいかがでしょうか。
 上記の逆を行っているメーカーの製品がおすすめ、ということです(大笑)。
 そんな製品あるのか?と質問されそうですが、それはプロに十分な相談をすることです。
 技術の分かるプロである私へご相談下さい。ベストと考える商品をおすすめします。
 ショップの営業マンではありませんから、自分の利益(ノルマ)第一で製品を選ぶようなことはしません。お客様の満足度を第一に、長いお付き合いを求めています。
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